世界陸上の中継を見ていて、日本で人気のスポーツについて調べてみようと思い立ちました。
そこでデータを探しやすそうな高校生のスポーツに焦点を当てることにしました。
となると高校野球とインターハイ関連の競技は外せません。
ちなみにインターハイには以下の32種目があります。
●夏季
陸上競技、サッカー、ホッケー、剣道、自転車、体操・新体操、登山、なぎなた、卓球、バスケットボール、ソフトボール、バレーボール、空手道、テニス、ソフトテニス、ヨット、バドミントン、フェンシング、ウェイトリフティング、ハンドボール、アーチェリー、相撲、ボート、水泳(競泳)(飛込)(水球)、柔道、ボクシング、弓道、レスリング
●冬季
スキー、スピードスケート、フィギュアスケート、アイスホッケー
以上をふまえて高校生のスポーツ別人口を調べ作成したのがこの表です。[1]
サイズが大きく右端が切れて合計が見えないので、詳しく見たい方は表をクリックしてください。

参考として高校生の運動部員の割合が知りたいところです。
平成18年5月時点で高等学校は5385校、高校生は男子1,769,215人、女子1,725,298人 合計3,494,513人です。[2]
このことから高校生の約40%が運動部所属といえるでしょう。
さて、表をみるとスポーツごとに参加人数がかなり違うことがわかります。
やはり野球、バスケ、サッカーあたりが人気であることがわかります。
これにテニス、バレーボールを加えると高校生スポーツ人口の約50%を占めます。
このあたりが高校生に人気の王道スポーツといったところでしょうか。
サッカーに関して言えば部活とは別にユースも存在します。
2007年のU-18連盟加盟クラブは110、登録選手2,547名だそうです。[3]
重複はしていないと思うので、表よりもサッカー人口は多くなりそうです。
一方で気になるのは競技人口の少ないスポーツです。
水泳の飛び込み選手が82人というのは少ないですよね。
驚きました。
一学年あたり男女とも15人弱といったところでしょうか。
たしかに特殊な設備、技術が必要なスポーツだとは思いますがここまでとは。
どのスポーツでもいいから全国大会を狙ってみたいという人は、飛び込みに挑戦してみるといいかもしれません。
もしかするとすごい才能がねむっている可能性もありますし。
区分がよくわからないのがアイスホッケーです。
高体連ではホッケーでなくスケート競技としてカウントされている気がします。
そうなるとスピード、フィギュアと三分されるため、それぞれの競技単体で見ると人数はかなり少なくなると思われます。
まあスケートリンクはなかなかないでしょうし競技者が少ないのも納得ですが。
と、ここまで書いて気づいたのですが、高体連がデータをとっていないだけで表空欄の種目にも競技者はいるんですよね。
女子水球があるとは思わなかったのですが、調べてみると藤村女子高という強豪があり、この夏の全国女子水球競技大会でも準決勝に出場しています。
近年活躍めざましい女子レスリングにもきっと高校生競技者はいるでしょうし、女子サッカーも同様でしょう。
以上高校生のスポーツについて調べてみましたが、結果として人気スポーツよりもマイナースポーツのほうが気になってしまいました。
人気スポーツに人材が集中するということは、他のスポーツを切り捨てているともいえます。
もうすこしマイナースポーツにふれる環境があっても良いような気がします。
アメリカではシーズンによって取り組むスポーツをいろいろ選択できると聞いたことがあります。
日本では一年中ひとつの部活にうちこむ気風が強いですが、そういうシステムを取り入れてもおもしろいかもしれません。
様々なスポーツに触れて自分の適正を見つけることができれば、幅広い分野で国際的な選手を育てることができるようになります。
それはメダルを狙うと同時に、国民が好きな時に好きなスポーツを楽しめる事にもつながると思います。
注
[1]
上記のデータは平成18年度のものであり、野球(硬式・軟式)は日本高等学校野球連盟HPの加盟校部員数統計、それ以外のデータは全国高等学校体育連盟HPの加盟登録状況を参考にしました。
オレンジの部分は元データに計算間違いの疑いがある部分です。
個人的に適正と思われる数値に修正していますので、詳細を知りたい方は上記HPの元データをあたってください。
[2]
平成19年版青少年白書より
[3]
日本クラブユースサッカー連盟HPより
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